漢字が日本語をほろぼす

古本屋のくせに、「本」のことを書いたことがない! たまには本の話題でも。

インターネットで見かけた「漢字が日本語をほろぼす」(田中克彦 著)という本。
どうですこのタイトル。著者は言語学者で、かつ一橋大学名誉教授。


販売元・角川の内容説明によると…
「日本人の漢字好きは今に始まったことではないが、それが日本語人口を減らす原因だ。人口が減る中、もっと外国人に日本語を話してもらわなければ、日本語に将来はない。日本語の生き残りのために、漢字を捨てよう!」


わ〜っ、なんとも斬新なご意見!読んでみようかしらん?とアマゾンを見たらコメントはまっぷたつ。さらに、なか見検索で覗いたら、なんと本文は「漢字仮名交じり文」で書いてある。なんじゃこれ?漢字は使わないほうがいいんじゃないの? ひらがなとカタカナだけで読みやすく書けているなら説得力あるけどねぇ。

なんだか、読む気がいっぺんに失せてしまいました。タイトルはすごいで賞。


今日は5月末日。夜の気温7℃(らしい)。明日から6月。週の半ばから気温上昇の予報。早く暖かくならないとと冬になっちゃう。