今回の新着本から

「頑張らない英語学習法」 西澤ロイ著
海外(英語圏)に住んでいるのに、英語が上達しないとお嘆きのあなたとわたしに。


「世界の日本人のジョーク集」早坂隆著
日本人って外国人からはこう見られているのか?と思う反面、なるほどなるほどと思えるジョーク満載で結構笑えました。
イギリス人に「このジョークどう?」と話してみたら、あまり面白くないって不評だったけど…。
この手のジョークは人と国籍を選んで話したほうがいいかもしれません。


「数え方でみがく日本語」飯田朝子著
タンスはどう数えるか?お箸は?というものだけなら、辞書で調べられます。
では、1本、2本…というのはどういうものを数えるときに使うか?と聞かれたら

ワタシは「筒状の細長いものを数えるとき」と答えていましたが…


「輪ゴム」は? 1本、2本ですよねぇ。 細長くない。
「車のタイヤ」も、1本、2本。
じゃ、「輪になっているものも1本、2本と数える」かと思うと、「ドーナツ」は1個、2個。 ありゃ。


本書によると…
「本」で数えられるものは3種類。
細長いもの。筒状のもの。そして「輪」

2/3は合ってた!

ではどうして、ドーナツは「個」なのか?

答えは… 



「輪の幅が広いから」

どうやら日本人は「輪の幅の広さ」によって、1本と1個を使い分けているらしい。
じゃ、幅が狭くて輪状の物はなんでも「本」で数えるかというと、サイズにも左右され「指輪」は「個」で数える。
一方、「土星の輪」は幅が広くても巨大なため「1個」じゃなくて「1本」。


日本語って面白い!と感じさせてくれる本でした。